高橋弘会長(万葉倶楽部)のわが人生。(神奈川新聞連載)ー中学生で早くも商人の片鱗がー

今夜は、

米岡幸男元湯河原町長の
通夜が執り行われた
湯河原駅上の成願寺にて
線香を手向けてきた。

式場には故人のご冥福を祈る
大勢の弔問客で溢れていた。

小生にも多くの思い出と
笑いを残して逝った故人の
ご冥福をお祈り致します。

葬儀委員著を務めた、

高橋弘会長(万葉倶楽部)の自伝、

”わが人生”(神奈川新聞連載)
転載その⑮を、

故米岡幸男氏に捧げたい。

・・・

ーこれを牛が食べ易い長さに
カッターで切っていくのですが、

わらむしろを
一つ折りにしたカマスという袋に
10杯分、20杯分と
大量に切らねばなりません。

全体重をかけないと
刃が落ちないような
大きなカッターでした。

お正月や

伊豆山神社のお祭りのときは
作業を休みたいので、
事前にいつもより多めに切ります。

弟たちや近所の友達に
「手伝ってくれよ」と
半ば強制に分担させました。

入学当時は
集団生活に恐れて泣いた私ですが、
この頃には
”がき大将”的存在になっていました。

高学年になると、

毎週日曜日に
伊豆山神社の掃除をしました。
朝、竹箒を担いで家を出ます。

「そ。お、じ、だぞ〜」

節をつけ大声で
当たりに呼びかけながら、
同神社に向います。

私の声を聞き、
家から子供たちが
ほうきを持って出てきます。

「弘ちゃん、おはよう」

「うん、おはよう」

この習慣は、
もしかしたら上級生から
受け継いだものだったのかもしれません。

皆で落ち葉を掃き
境内がさっぱりすると、
すがすがしい気持ちになりました。

(つづく)

写真はブルネイ訪問時の
テンブロン川下り。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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