骨董的希少価値のある美術装飾品としての「鼻煙壷」。

今のご時世愛煙家には、
肩身の狭い環境にある。

小生も煙を断ってから
早30年以上が経過しており、

煙草に関連する美術品の
リサーチをするとは
想像すらしていなかった。

市内渚町に店を構える
骨董屋「空」の主に

モンゴル大使館参事官から。
iPhoneに届いた
”嗅ぎ煙草入れ”の写真を見せると、

即、あっ、鼻煙壷ね。と、

2日後には

主人が収集し

倉庫に保管していた、
数多くの鼻煙壷が
目の前に並べられた。





主人からは、

テレ東の何でも鑑定団の
審査員よろしく、

鼻煙壷に関する歴史や
収集家の価値観について、
小一時間ほど、

現物に触れながらの
レクチャーを受け、

参事官の話しを反芻する。

骨董屋の主からは

石材のアート化及び
装飾品としての価値観を
新たに創造するのであれば、

石材を粉末状にする製法や
陶器や彫金などとのコラボも
ありだとヒントを頂いた

確かに、

石材屋もIT化が進み、

コンピューター導入による、
レザー加工技術等々、
幅広い分野への応用も可能である。

また、小倉石材店には、

採石場から加工までの
一貫したシステムが整っており、

造形美術大学系や専門学校の
学生に門戸を開放する事で
石材の用途は広がり、
オリジナリティのある
ビジネスチャンスも広がる。

また、

骨董屋の主人からは、

美術心的価値のある
鼻煙壷にも真贋があることや、

新しく創作して流行らすには、

鼻煙壷と”沈香”をセットにし、
アロマ的な要素を加えて、
香による癒しの”壷”として、

新しいネーミングを考えて
エステサロン等への
顧客開拓を視野に、
石材加工のヒントを貰った。

ただ、鼻煙壷とセットで

骨董屋の主人が取り出したのが、
希少価値が高いという、

天然香木”沈香”についても、
学ぶ事になった。

(つづく)

 

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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