旧岡本ホテル高値購入で誰が得をするのか?(憲三の2月定例会本会議での質疑質問)

今朝は2日ぶりとなる筋トレを済ませてから愛犬ふ〜との定番散歩へ。
事務所の戻り手前の意多田病院へ。昨夜はコタツで転寝したせいか、
鼻水と咳の軽い風邪の諸症状があり診察に。大事に至らないよう処方箋を貰い、
自宅に戻る。1階ラーメンハウス(Ya~Ya~屋)にて”肉味噌もやし麺”で昼食後、
湯河原エスポットまで足を伸ばす。家電コーナーにてお目当てのデジカメと、
シェーバーを物色し、カタログだけ手に自宅に戻る。さて、昨日の続き、

熱海市議会2月定例会本会議での小生の質疑質問を掲載する。

ー次に、昨年来3度の議会で質問を繰り返してきた、
旧岡本ホテル跡地購入に関する質問でございます。私は
誰もが納得できる適正価格での購入であれば異論を挟む立場にありません。

しかし、当該地の管理をしていた破産管財人周辺の関係者から
当初の売却価格を入手していたことから、政調会の中で当局に情報を提供して、
交渉してはどうかと提案した経緯がございます。しかしながら、なぜ、
実勢価格より高額な価格で血税を垂れ流すのか、不思議でなりません。

この取引でいったい、誰が得をするのか、ここに焦点を合わせて、これまで、

◯起雲閣購入価格が当初より約3億円ダウンした経緯や、
◯買収後の建設計画や資金手当について、更には
◯上物建設に際して隣接する住民への日照権などの保証リスクを
どのように考えているのかを含めて、質したわけでありますけれども、
当局の答弁は、終始、“始めに購入ありき”の姿勢を崩さず
今日に至ったわけでございます。しかしながら、この強引とも思える、

購入計画に待ったをかけたのが、市内全戸配布の「PRESS熱海」であります。
1月10日付けの内容をかいつまんでご紹介致しますと、

「予算を編成し執行するのは行政当局でも、予算案を審議し
可否を採決するのは議会だ。そうした議決機関の一員である気概もなく、

市長以下行政当局の発表があれば、取得が「既成事実」であるかのような
前提で、その利活用を議論するのはどういうことか。公金を使って

買物をしようとするのだから、その品物(今回は土地)の必要性、
価値及び売買の条件等、そして財政事情も勘案して決めるのがスジだ。

そもそも一方的に「跡地利用の構想」なるものを発表する市当局も傲慢だし、
それを何の疑念もなく、既成事実のように思ってしまう議会も情けない。

「議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例」では、
「土地の場合、5000平米以上の買い入れ若しくは売り払いに関して
議会の議決が必要だとしているので、この件は予算計上まで

議案として上程されないが、慎重な審査が必要なのは言をまたない。

利活用についてやれホールだ、図書館だ、避難地だと
要望合戦をしている方々も少し冷静に考えて頂きたい。
市民諸氏にもお解りだとおもうが、まだ、「ひとさま」の土地だ。
買うのは、取得の是非を審議してからでしょう。(つづく)
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村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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