熱海を舞台に、今度は約20億円の診療報酬不正受給事件発覚!

今夜は月一親睦会「安井会」(加藤登会長)。会場は中華飯店「大一楼」。
加藤会長の店である。今夜は一人が急用で欠席したものの、ドクターが二人、
今夜は、約20億円もの診療報酬不正受給が発覚した、「熱海温泉病院」に関して、
医療関係者から見た見解を収集する。つまり、監督官庁や行政が、
不正を看過してきた背景が、二人ドクターの話しの中から浮き彫りとなった。

熱海温泉病院の倒産劇を機に発覚した診療報酬不正受給事件は、
既にマスコミの報道により市民の知るところとなったが、この病院、
一昨年11月にも
介護報酬約4億3千万円の介護報酬不正受給が表面化している。
手口は何れも
看護職員数の水増しをする等の古典的な虚偽請求事件だった。

この事件に関しては、小生も熱海市議会にて、
入居者の過払い金返還請求も含めて、同時期摘発された医療法人「清◎病院」の
診療報酬不正受給事件で逮捕者が出た事件を引き合いに出して、議会で追求している。
その後今日に至るまで、返還金請求未納問題に関して質してきたものの、

その度に、守秘義務という厚い壁に弾き返されてきた。しかし、
先送りの結果がこの有様である。運営法人の破産や倒産により、

施設を放り出される80数名の入院患者の受け入れ先は確保しているのか。また、
介護保険返還金返済計画猶予してきた熱海市に責任の一端はないのか。そしてこの事件、

これまでに入手してきた関係者の話しを総合すると、
旧経営陣が第三者へ売却した際に、周到な債権飛ばしも噂されている。つまり、
不正受給をしてきたと名指しされる旧経営陣や理事には、
債務に関する表明保証のない、虚偽の内容による譲渡契約締結した疑いも浮上しており。
明日13日には病院側の記者会見が用意されているようだが、その内容が注目される。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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