熱海市の救急軒数、昨年、3000件と記録的に急増。高齢化疾病の搬送が急増か!

今日は出初め式。熱海市も朝から消防関連行事一色に染められた。
午前10時から熱海市親水公園にて熱海消防の出初め式に始まり、
市内銀座町通りへの観閲パレードの後、正午には、
ムーンテラスにて恒例の一斉放水が行われ、ホテルサンミ倶楽部にて
静岡県消防協会からの来賓や市内の消防関連関係者による懇親会が開催された。

今朝の出初め式開式時は天候に恵まれたとはいえ、風は冷たく、
制服のまま会場に詰めかけた市内12分団団員の皆さんは、
牧野克昭消防団長のもと、一糸乱れぬ結束力を見せてくれた。昨今、
少子高齢化と基幹産業の衰退が消防団員の獲得を困難にする中、
齊藤市長を始め来賓の挨拶は、消防団員の士気を鼓舞する内容となった。

昨年の火災件数6件は、消防本部が設置されて以来、最小軒数を記録したのだが、
残念ながら、昨日午後4時過ぎに伊豆山にて建物火災が発生し、
火災現場から遺体が一体収容された。出火原因は調査中だが今朝の時点では、
一人暮らしの建物所有者(77歳)の所在が確認されていない。また、

タイトルにあるように、熱海市の火災件数は減少傾向にあるものの、
救急車出動回数については記録的に増加している。渡辺消防長は挨拶の中で、

救急軒数の記録的な増加の主な要因が高齢化社会の進展に伴う
高齢者の疾病による搬送が激増しており、これは概ね10万都市に匹敵する。今後、
時勢に立ち後れることなく的確に対応し、さらなる救急高度化へ取り組み
救急車の適正利用についても市民や各関係団体へ積極的に呼びかけたいとした。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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