熱海KKRホテル大浴場にて心身のリフレッシュ。

篠突く雨が散歩を妨げた。今朝は、熱海港釣り堀施設駐車場にて
愛犬ふ〜と待機する。待てど、一向に小振りになる気配はなく事務所に戻る。
愛犬と雨の相性は悪いようで、膀胱の膨らみより身体が濡れることを嫌がった。

午後になり、愛犬のストレスを発散させた後、
カロリー消化と気分転換に、“積んどく本”から2冊ピックアップして、
KKRホテルサウナにて温浴読書に時間を費やす。

7階大浴場から眼下に広がる駿河湾。掌に掴める初島を背景に
大浴場とサウナルーム、水風呂を交互に入りながら、
「スティーブ・ジョブだったら、こうするね!」
カリスマリーダーの問題解決力—(桑原晃弥著・あさ出版)を一気に斜め読みする。

橋下大阪府知事が大阪市長選に出馬するため知事を辞した。知事就任以来、
大胆な行政改革を断行しコストカットやムダなハコものを徹底排除して
単年度財政を黒字に変えた実行力に、独裁だとの批判もあるが、
首長に求められる決断力も兼ね備えた平成の信長、橋下氏。

カリスマリーダーの問題解決力、斜め読みをしながら、
ジョブズ氏と橋下氏との相似点にチェックを入れる。少しだけ抜粋させて頂くと、

◎「常識」のかんなをかけるな、では、周囲の人がいくらノーといっても、
「自分が正しく、それと違う考えは全部間違っている」と
思い込めるかどうかにかかっている。人のことなど忘れ、
たったひとりで足を踏み出すことがポイントなのだ。ジョブズ氏の先見性は、

往々にして非常識な方向に進む。だが、それがいいのだ。
常識的な見方なら反対意見など出ないが、それでは革命は起こせない。
多くの人が無理解で、反対するような見方をするからこそ、
自分を越えた飛躍ができるのだ。と。また、

高橋弘会長(万葉倶楽部)にもジョブズ氏と共通した経営感覚がある。
ついでにもう一点抜粋させてもらうと、
◎ 成功は諸刃の剣の項では、成功は心地よいものだが、
一方ではそれを忘れ去るべきものでもある。
同じやり方で二度、三度成功するのは難しいからだ。
成長するうえで成功体験ほど大切なものはない。(中略)
成功体験が人を成長させるのは事実だ。しかし、成長を続けるなら、

どんな服もやがて小さくなる。過去の成功体験にあぐらをかくというのは
ビジョンを忘れた敗残者になる。と、成功に安住せず、常に、
次の角を曲がったら、そこに素晴らしい何かが待っていると歩き続けるのだ。正に、
会長の経営理念そのものを見る思いがする。写真、温浴施設と、
卓越した先見性と決断力でそれぞれの違う分野で成功を収めてきたが、

そこに安住することなく、現在は壮大なスケールの事業計画に挑む姿と、
この本で語られるジョブズイズムが重なる。さて、全くの予断だが、
小生が昭和59年に設立した事業の法人名は株式会社「ビッグアップル」。

ニューヨークの愛称を法人名にした理由は、当時、自社ビル内は
ビジネスホテルとして営業するため、2階をサウナ施設も開業することから、
入浴の拡大解釈、つまり、にゅ〜よく、ニューヨーク、ビッグアップル、と、
つなげた次第である。創業以来約30年、細々とだが未だに続いている。
今後は小粒でも歯ごたえと酸味の利いたリンゴづくりを目指したいもの。と、
大好きなKKRホテルサウナにて汗を流す。動画の熱海有情については後日。

 

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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