熱海の温泉料金来年4月より13%値上げの関する、温泉事業の経営状況とは。

今日は比較的ノンビリとした一日だった。つい先ほどまで、
KKRホテルサウナにて温泉に浸かりながら、積んどいた雑誌に目を通す。
午前中は予定表がポッカリ空いていたため、W散歩の後、
庁舎に入らず自宅で資料整理をする。正午前、来客の知らせを受け事務所に入る。
お客様は平石後援会長だった。12月1日開催予定の
市政報告会&異業種交流会や巷の噂の信憑性も含めた情報交換の後、
近くの弁当屋さん(ハコ飯屋)から昼食(カレー)を注文、食事の後に控室に入る。
今日は市議会会派の一つが勉強会を開いていた。聞けば、

来年4月から一律改定率18%の料金改定が実施される、
温泉料金に関する内容とのこと。今日は、昨日訪問した柏原シナリオ作家協会長や
プロット大賞に関する進捗状況等を掲載する予定だったが、情報が劣化しないよう、
温泉料金の料金改定について、昨日、
担当課長を控室にお出でいただいてインタビューしており、
今日と明日の2日間に分けて料金改定に至るまでの経営状況について報告したい。



【温泉事業の経営状況】

温泉会計は、事業運営を維持するために経費の削減、職員の削減、
施設の効率的な運営や一般会計からの長期借入金に頼りながらも
事業運営を行ってまいりましが、財政状況は厳しくなる一方でした。また、
平成14年・平成15年度において、一般施策(病院等誘致)が優先されたため、
一般会計からの借入金一括返済したことで、
不足額を金融機関から一時借入金に頼ることにより急速に経営が悪化しました。

このような財政状況を改善するために、資金不足比率の源である
一時借入金を返済する計画を柱とし、
各年度事業費や料金改定を伴った収入金額を考慮して、
平成16年度から平成30年度の長期の財政計画を策定しました。

この財政計画は、より一層経営の効率化・財政の健全化を図り
独立採算の基本原則に基づき、事業計画に沿った老朽管を含む
老朽施設の改築更新を計画し、より安定した給湯を図るための財政計画であります。
また、財政計画を実施しているなか、

財政健全化法が平成21年4月に実施され、
平成20年度の資金不足が30.3%だったことから、個別外部監査を実施した後、
経営健全化計画を策定し、議会の議決を経て実施しました。
この計画を実施した結果平成21年度決算時の資金不足は2,9%まで改善され.、
法律が求められる資金不足比率20%はクリアされ
平成22年度決算では資金不足は解消されました。今後は、

増大する老朽施設の改築更新費用の確保と
予想される地方公営企業法の改正を視野に、更なる経営体質改善に対処するため、
平成35年度までの財政計 画の策定を行い、安定した温泉給湯を行うことで
住民福祉の向上を目指すためにも、4年間毎に事業費の見直しや料金改定を含めた
財政計画を見直したなかで今 回平成24年に料金改定をお願いするものです。

(つづく)

 

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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