新発田市の観光誘客の原動力は、食関連イベント振興策にあり!

今朝は新潟駅構内にあるチサンホテルにて起床する。予報では、
今日も晴天に恵まれそうだ。この2日間は好天が続き最高の視察研修となった。
観光振興に活路を見出す各自治体の誘客対策の現況と課題、
今後の方向性について、所管委員会が現場に足を運ぶことで学ぶことは多い。今後、
この研修での成果が劣化しないうちに、熱海市の観光振興施策に
一石を投ずることが出来るよう努力していくことで、各委員の意見は一致する。
その意味においても、12月定例会での各委員の関連質疑内容が注目される。さて、
朝食を楽しむ前に記憶が薄れないうちに、ブログアップを早めて、復習としたい。

新潟新発田市。新潟市に隣接する人口約10万4千人の中核都市で、新潟県では
新潟市、長岡市、上越市、三条市に次ぐ5番目の都市である。この街には
観光誘客には欠かせにない歴史と文化が根付いている。例えば、

国の重要文化財や城下町として栄えてきた文化遺産が街中に点在している。
新発田城や足軽長屋、新発田藩主溝口家の菩提寺(廣澤山寶光寺)
国指定名勝「清水園」登録有形文化財・登録文化財「石泉荘」などである。
これら文化遺産に現場に足を運べば、。安土桃山、江戸時代の記憶を刻む、
武家カルチャーに、我々を含めたの多くの来場者が魅了されていた。

無い物ねだりしても無意味だが、この文化都市にも課題はあるようだ。
研修課題としてあげられたのは、これら文化遺産への移動手段の確保と、
各エリアの連携が不十分なことと、3:11以降の大震災のあおりにあった。
熱海市も抱える共通の課題、自粛ムードからの脱却戦略である。

新発田市では今後の観光振興策として、「市民が先ずその魅力に気づくこと」
「自ら誇れる地域を作ること」そして「来訪者に感動してもらえる」
観光地づくりの必要性を説いた。
◎既にある観光資源やサービスなどに磨きを高める。
◎観光資源どうしや携わる人々・組織などを結びつける。
◎新たな観光メニューや地域価値を結びつける。等、3点の視点に基づき、
新しい資源の発掘や創作により観光の充実を図っていた。中でも、

誘客イベントに関しては参考となる、食のイベントプランを実践していた。
◎年間を通じた食関連イベントの開催、「全国雑煮合戦」を始め。
今年9月には新潟県内初開催となるご当地グルメイベント、

「国際ご当地グルメグランプリin月岡温泉」には、2日間で来訪者6万人を数えた。

 





村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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