高須基仁氏(モッツ出版)網代港に立つ。

今朝10時少し前、愛犬ふ〜と来宮神社から大乗寺墓地周辺を散歩した後、
市内のとある旅館に宿泊していた、高須基仁氏(モッツ出版)と合流して、
南熱海へと車を飛ばした。東日本大震災発生から2週間。悪夢が現実となった。

高須氏は現在、雑誌や新聞に数多く執筆を続けており、
静岡新聞日曜版にコラム。SBSラジオにレギュラー番組を持っている。その他、
青少年育成を旗印に、地下格闘技の普及に努めており、大災害が勃発する前は、
熱海市内での格闘技大会開催を視野に入れて、会場探しをしていた。昨夜は、
そうした事情も踏まえ、熱海温泉の2時被害がどの程度のものか、
自身のコラムの取材を予て宿泊した。今朝は離熱前に、
網代港の空気を思いっきり吸い込んで帰りたいとのリクエストに応えた。
港では、役所の富岡職員とお孫さんや、熱海市清水町の食事処「天匠」の
森下オーナー等と出会い、写真に収める。高須氏は、

網代港の新鮮な潮の香りをお腹に溜め込み、〆竹商店の
干物天日干しの現場を視察するなど、港町を積極的に取材、被災者の皆さんや、
今後の熱海温泉復興へのメッセージ発信に拳を掲げ、笑顔で応えた。
別れ惜しんだが、時間が押しているので、急いで熱海駅へと送る。









日本の事情を一変させてしまった。一向に収束の気配を見せない原発事故。
神風は吹くのだろうか。政府の対応に歯がゆさを覚えつつ、
熱海温泉もまた、国難に必死に耐えている。計画停電に翻弄されつつ、
一喜一憂する毎日が続いている。先が読めずに、
ゴーストタウン化に歯止めはかからない。熱海市もまた、
窮余の一策を見いだせず、息を潜めていたのだが、ここにきて、
被災者受け入れに関しては、徐々にではあるが体勢を整えつつあるようだ。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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