熱海温泉、キャンセル続々。被災地に壊滅的打撃を与えた大地震の余波と今後の対策

東北地方太平洋沖地震から一夜明けた。荒まし傷跡を残す被災地に、
情け容赦ない余震の追い討ち。そして、原子力発電所と放射能汚染の恐怖。
刻々と流される残酷までの被災地の情報。昨晩からTV画面に釘付けとなる。昨夜は
熱海市が警戒本部会議を開催して、
熱海ホテル旅館協同組合に要請して観光客への対応を実施した。これは、
地震の影響により、熱海駅構内・電車内に足止めとなった、1200人余りの乗客の中から
希望者を、駅周辺の消防団員が引率して市内の
小・中学校の避難地へ誘導した。また、御殿場市や富士市での断水に対して
水道防災協定に基づき給水車2台を派遣している。今朝は、

愛犬ふ〜と、立ち入り禁止が取れた、熱海港芝生広場周辺を散策しながら、
海の機嫌を確かめる。海面は水位も下がっており、
落ち着きを取り戻しているかに見えたが、海釣り施設や
堤防等の釣りスポットや、テトラを製造する施設からは人っ子一人いなかった。また、
山の手にふと目をやると、スジ状の雲が東西に走っており、
不吉な地震雲(飛行機雲)かとカメラに収める。また、




高橋弘会長(万葉倶楽部)から連絡が入った。地震に関する情報交換だったが、
関東圏を始め、全国に温浴施設やホテルを展開しており、大地震が及ぼす影響は少なくない。
会長の話を総合すれば、横浜みなとみらい(万葉の湯)施設において、
調度品が倒れるなどの物損は若干あったようだが、幸いにも来遊客に対する、
人身的な事故には至らなかったと、電話越しに安堵の色を滲ませた。
4月初旬にオープン予定の、町田館への影響もなく、先ずは一安心の一報を受け取った。

熱海市も今日と明日に予定していた、津軽三味線や湯らっくすマラソン等の
イベントは全て延期となる、と、ファックスが届いた。熱海温泉の宿泊施設も同様に、
土日の予約の半数以上がキャンセルとなったようだ。どうだろう、斎藤市長、
被災者救済に何らかの受け入れ態勢を検討されては、と、
熱海温泉ならではの、名乗りを上げて頂きたいと思うのは、小生だけか。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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