熱海の介護療養型医療施設「K会」の介護給付金不正請求事件のその後

午後9時過ぎに、月一親睦会「佐口会」(佐口静男会長)が閉会した。
今夜は熱海庁舎分庁化に関する、賛否について話題が集中する。やはり、問題となったのが
旧長崎屋駐車場への消防署移転に関してである。先月28日、
周辺住民を集めて移転について話し合い、ほぼ全員が否決したことで、
庁舎分庁化建設推進に赤信号が点灯したことを受けての、議論百出だっだ。
佐口会メンバーも全員が当局案には賛成できないと、一致する。で、

では、どこが庁舎にベーターかについては、
3月定例会用の通告書提出までには、ここで紹介したい。さて、
連日、市議選立候補に向けた支持者集めに奔走している。
4月改選の熱海市議会立候補者の顔ぶれもほぼ、固まってきた。現在、17議席に
新人2名が出馬表明している。このまま行けば、
補欠選で勝ち上がってきた2議席を合わせると、4議席オーバーとなる。

少数激戦の厳しい戦いが予想され、政党に所属せず、支持母体のない小生には、
今回の選挙も、苦戦必至の厳しい戦いを強いられている。この激戦を勝ち抜くには、
ドブ板運動しかないのである。何れにしても、全市的にバイクで動いてくれる
愚妻の協力には頭が下がるものの、行く先々で待ち構える、
地縁血縁という名の隘路をどのようにクリアーして支持基盤を広げるのか、
課題は尽きない。その愚妻と、網代のまちを回った際に、とある食堂に入る。
ここの食堂には、、北海道人会(道産子会)メンバーの一人が勤務している。
その方の名前を仮に、Sさんとしておくが、そのSさんから依頼された、
介護給付費不正請求に係る資料を届ける序でに、食事に立ち寄る。




愚妻は天丼、小生は海鮮丼と、Sさんに進められるままに、ここの、
売れ筋評判メニューを注文する。なるほど、鮮度、ボリゥーム、そして、味、
3点揃って期待通りの満足感をもって、平らげる。さて、その資料だが、

熱海市の市民福祉部保険課(介護保険室)から届けられた、
介護療養型医療施設「K会」による、介護給付費を食い物にした
不正請求事件の返還やその他、後始末に関する内容である。

介護給付費返還額及び加算額
1.返還額総額  487,011,321円
(内 訳)
(1)平成17年10月から平成21年4月サービス提供分
①療養型介護療養施設サービス費    157,948,191円
②加算金(40%)           63,179,275円
③高額介護サービス費             743,013円

計               221,870,479円

(2)平成21年5月から平成22年9月サービス提供分

①療養型介護療養施設サービス費    188,507,494円
②加算金(40%)           75,402,997円
③高額介護サービス費           1,230,351円

計               265,140,842円

(不正請求内容)
(1)人員不足による不正請求(平成17年9月から平成21年9月)
(2)不正手段による指定の更新(平成21年8月から平成22年8月)
2.請求年月日及び納期
※請求年月日
(1)については、平成22年12月21日及び平成23年2月3日
(2)については、平成23年2月3日
※納期  いずれも平成23年3月31日
3.利用者への返還額   約130人  37,285,583円

なお、返還方法については、優先的に返還を行う方向で、平成23年度中に
施設側から直接利用者へ返還していくとの報告を受けているようだ。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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