熱海温泉、100年経っても金色夜叉。色褪せない文学の偉業。

今朝は今年一番の寒さを体感する。今日17日は、明治以降の、
熱海温泉を日本中に広めた金色夜叉の作者、尾崎紅葉の偉業を讃える、恒例の
尾崎紅葉筆塚祭が開催された。早とちりの小生、テッキリ、
午前10時開催とばかりに現場に顔を出せば、1時間早く到着してしまう。
寒風に晒されながら、既に準備のため集まっていた、
藤曲議員を始め関係者の皆さんに労いの言葉を送り、一旦、庁舎へ入る。
控室では学校教育課職員さんと、学校の統廃合に関する情報交換の後
高橋議員の車で再び、筆塚祭開催場所である
ホテル志ほみや敷地内の筆塚記念碑前で催事に参加する。午後からは、

尾崎紅葉祭(第69回)のイベントに参加する。会場のお宮の松前には、
多くの市議会同旅議員や各観光団体関係者が参列した。




金色夜叉は早い話し、結ばれない悲恋小説。
カネに転んだ恋人お宮。舞台は熱海温泉。
蹴りあげる貫一。許しを乞うお宮。口を割らないお宮。
高利貸しになって復習する貫一。未完のまま、作者は急逝。
現代にも通ずる、男女の機微葛藤劇。
映画化されたことで、熱海温泉の知名度が一気に
全国区となったのだから、小説の影響力は大きい。
100年経っても色褪せない、尾崎紅葉と金色夜叉の功績に感謝の念を示した。

さて、世の中は、ネット全盛時代。紙媒体の苦戦が続く中、
新聞の情報では、俳優を辞して話題を誘った、
小説KAGEROU(斎藤智裕作)が、第5回ポプラ社小説大賞を受賞し、
売り上げ部数が100万部を突破したようだ。内容や批評はともかく
話題作りが功を奏したビジネスモデルである。また、作品とは関係ないが
ツイッターで投票する文学賞も新設されたようだ。これは、
ネットを活用して一般の読書家に面白いと思った作品を
ツイッター上で投票してもらい、賞を決めると云うものだ。ならば、

政府が掲げた訪日外国人観光客誘致の新成長戦略に乗じて、熱海市も、
国際観光温泉文化都市の意地を見せて、来年度予算に、
アタミ脚本、賞設立資金を捻出してはどうか。むろんテーマは、
現代版”コンジキ・ヤシャ”。映像化を視野に入れた脚本賞公募。ただし、
応募作品は韓国に限定。即、映像化可能な作品の募集である。

舞台は熱海とソウル。賞金は500〜1000万円。挿入歌はK-POP。
東アジアからの旅行客誘致にインパクトを与えるような、
現代版CONZIKI・YASHA。仕掛けは広告代理店と旅行代理店に。
とか、何とか、想像を膨らませて、

中央町の事務所にてブログを書き込んでいた午後9時30分、
高橋弘会長がiPadケースをお土産に持参して2階に上ってきた。
2月から天成園で新しく始まる亘哲平ショーに関してや、
親戚筋の疾病とMRIの性能について話しを聞かせて貰ったので、
後日、折りを見てお知らせしたい。また、尾崎紅葉に関してだが、同尞議員の一人、
佐藤氏が経営するホテルの名前が、
「貫一ホテル」であることを記して、PCを閉じる。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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