地産地消、循環型ニュービジネス。農家が生ゴミ収拾して有機堆肥に。

今日のゴルフは、西熱海。北海道から来熱した親友を、ホテルサンミクラブで拾う。
I氏、車に乗るなり、スナック「花倶楽部」の名前を出す。
ーケンゾー、ここのマスター知ってるかー。ー山形の出身だってー

知っているも何も、マスターの花ちゃん(花村四郎氏)は、
月一親睦会「佐口会」のメンバーである。世間は狭い。つまりIさん、
昨夜、森ちゃん寿司に始まった、山形の縁が、フラッと寄った
花倶楽部でも繋がったことを云いたかったようだ。また、
今日のゴルフは好天に恵まれ、楽しい笑いに包まれた一日となった。

ゴルフが終わり、午後4時には、控室で待つお客様と合流する。
昨日に引き続いて、佐口静男氏(サグチ農園)と佐口氏が施設導入した、
地産地消型生ゴミ堆肥化システムを開発した、
深沢三夫氏(コスモスエンタープライズ社長)のお二人である。用件は、

施設稼働のスケジュール調整についての報告と、病害虫防除と成長促進、
残留農薬の低減に効果を発揮する、ナノミネラル水素水に関する
資料一式についての説明を受ける。ナノ水素水を土壌に散布することで、

アブラ虫、ダニ,ヨトウ虫、コナガ虫、はもぐりバエ、カイガラムシ、
タネバエ、ナメクジ、コナシラミ、アオ虫、線虫等の外注の卵のふ化を阻害し、

葉カ病、うどんこ病、かっぱん病、サビ病、すすカビ病、灰色カビ病、
イモチ病等の病原菌の胞子を剥がし拡散しなくする効果があるようだ。そう云えば、

一昨年、サグチ農園が生産した生ニンニクの一部に、サビ病の被害も出ており、
今年の作付け時までには、ナノ水素水導入を検討したいと、抱負を述べた。また、



今月中に施設稼働が予定されている、サグチ農園の生ゴミ堆肥化システムの
目的と利用価値について、お二人に聞いてみた。

ウルトラバイオ高温菌(UB高温度菌)を、水分調整した生ゴミと混ぜて、
ソーラーハウス内に積み上げることで、UB菌が一気に繁殖し、
3〜10日で80~100℃の高温を発生するという。密閉式のハウス内では、80℃以上の
高温と紫外線(太陽光)により雑菌やアンモニア等の悪臭を抑制し、

塩分や硝酸態窒素を低減した品質の高い有機堆肥を短期間で生産するようだ。また、
温度を高めるための熱源(ガス・電気等)や手間の掛かる切り返し作業、
拡販設備が不用で、設備投資・ランニングコストを抑え堆肥生産を
効率よく行うシステムということで、地域で発生する有機廃棄物(生ゴミ等)を回収し、
良質な有機堆肥を地域農家へ還元することで、
地域に密着した循環型社会を確立する、と、深沢氏は自信を見せる。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

0 Comments
scroll to top