元気な熱海を復活させるのは、誰だ?

今日のタイトル、どこかで見た、いや、聞いた事のあるフレーズだが、
高橋弘会長が通夜の帰路、小生のラーメンハウス(Ya~Ya~屋)に立ち寄り、
軽い夕食をとりながら、雑談をしていたら、
松尾光貴氏(福島屋旅館店主)がヒョイト顔を出す。手には、
今日届いたばかりという、参議院選挙に向けた
民主党のマニフェストを載せた冊子が握られていた。松尾氏、
民主党熱海支部躍進の原動力、勝てる選挙の達人として有名だが、
小生初当選時の後援会長として勝利を導いてくれた人物で、また、
斉藤市長の初当選の立役者として、
橋本一実議員共々市民に広く知られている。元気な・・のタイトルは、そう、
松尾氏が配布する民主党マニフェストの表題から頂戴したもので、
財政危機に喘ぐ、熱海温泉にとっても、
9月の市長選候補者選びに不可欠なワンフレーズとなる。
元気な熱海を復活させる”のは、現職か新人か。或は第3の新人か。
・・・・・ という、話しで盛り上がっていたら、何と、
橋本一実議員も松尾氏の後を追うように店に入ってきた。
・・・・・・メンツが揃えば話しは一つ、当然、
市長選に誰を押すか。につきる。結果的に流れは予想したとおりだったが、
残念な事に、相手のある事でもありブログで公開できるのは、
7月11日に大勢が判明する参議院選挙の結果、つまり、
・・・・・・
熱海市内での民主党候補者と自民党候補者の得票数が
市長選だけでなく県議補選、強いては市議補選への大きなカギとなるようだ。

・・・さて、今日は午後1時から庁舎5階会議室にて
観光福祉委員会が開催された。熱海市議会6月定例会に上程された議案のうち、
・・・・・ 観光福祉委員会所管の審査案件は6件。
・・・ 熱海梅園の有料化(大人300円)から
エコプラント姫の沢の入札談合による損害請求事件提起を含む
6案件について採決が行われた。このうち、
議案第38号梅園を含む都市公園条例の一部を改正する条例では、
前記の梅園有料化については、
市民及び市内宿泊施設利用者が100円(小中学生及び引率者)、
それ以外の一般観梅者については300円の当局素案が採択されたのだが、
小生からは、有料化に伴う一代限り施設内売店許可業者9軒と梅の生育への影響、
有料化をキッカケに、ネットも駆使し、梅園限定の
新規お土産ブランド開発奨励と積極販売による振興策は考えられないか、や、
和田浜町内会用LED街路灯に対する質問を当局にぶつけた。また、
一度は葬り去られた感のあった、小山臨海公園施設内をめぐる市営プール建設問題だが、
議案第38号、都市公園条例の一部を改正する条例の中に、
何故か、一緒くたに盛り込んだ事で、寝た子を起こしたように、
プール建設が唐突に再燃した。おいおい、である。
・・・・
あれだけ反対されたプール建設問題である。学校敷地内か小山臨海公園かで
南熱海地域の利権案件として棚上げされていたのである。
それを、プール建設、それも指定管理者契約年数を絡めて、
小山臨海公園内建設を既成の事実として押し切ろうとすることで、
市長選をめぐる水面下での駆け引きが透けて見えるのは、小生だけだろうか。

・・・・ 憲三登壇(2)・・・・・

他方、熱海市議会も選挙で選ばれた首長と議会とで機能していますが当然、
その役割は別であります。首長は執行権を持ち、議会は審議権を行使して、
市政に反映させます。しかし、議会には執行権はありません。

議員が政策実現するには、議案提出を当局に働きかけて、予算付けをしなければなりません。
その為に手っ取り早いのが、首長の与党となってすり寄ることであります。

忘れてならないのが巨額な血税を垂れ流し、今日の財政危機への引き金となった、
中部横断道路や熱海花の博覧会の失敗例を見れば一目瞭然であります。
この失政は、市政のオール与党化による、なれ合い、もたれ合い、
市民不在の当局提出案件をただ、追認するだけの談合体質が、
議会を支配した証左だと、私は未だに怒りを禁じ得ません。ただ、徐々にではありますが
斉藤市長誕生からその図式が崩れてきた、かに思えます。

(つづく)

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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