熱海市の再生を決めるか、9月の市長選と候補者の顔ぶれ

今日はお隣町「函南」との広域行政推進協議会があり、朝9時45分に
熱海市庁舎前を出発する、約1時間程度の協議会だったが、
熱海市にとっても推進事業や協議事項については重要な案件が多く、後日
掲載する事にして、上京する前に先ず、昨日の、




熱海料飲食組合の懇親会を写真で振り返る。この組合には、
熱海市議会から小生と橋本議員が顧問として所属している。冒頭、
加藤組合長は就任8年目の挨拶に続いて、昨今の観光客激減と
斜陽の一途を辿り疲弊する熱海温泉に引き込まれ、
加速する休廃業店舗と組合員の激減を引き合いに、行政に対して
現況打開の施策を求めた。ー座して死を待つのかーそれとも・・・、
今年9月の熱海市長選は飲食業業界にとっても、正念場となる。




さて、松尾光貴氏(福島屋旅館主)が全面バックップするのが、先日ご紹介した、
民主党より出馬を表明した鎌田武俊氏。出馬表明を記した資料を持って
事務所を訪問して頂いた。先日のブログでは公開できなかった、
出馬にあたっての経緯と想いについてご紹介する。

—熱海市は国際観光文化都市として、東海道線開通以来、職場の団体旅行、
また新婚旅行の定番として知名度を高めました。一般の方だけでなく、
尾崎紅葉や谷崎潤一郎をはじめとする多くの文人に愛され、
様々な作品が熱海を舞台に、また熱海の地から生み出されました。
最近ではご存知のように、その舞台となった数多くの旅館やホテルが
撤退を余儀なくされ、代わりに時代のニーズである、
リゾートマンションや高齢者介護施設が建設されています。
—中略—観光客は減少しています。
付随する市内の商店やサービスに大きな影響を及ぼしています。
シャッターストリートを見るたびに切ない気持ちがこみ上げてきます。
私は大学時代に神奈川県、社会人になってからは東京都に在住しました。


その際、友人に「熱海はすごいいいところだから行ってみなよ!」と
ことあるごとに薦めていたのですが、帰ってくる答えは
「なんか熱海って元気ないよね」
「いや、行ってみたんだけど見るとこなかったよ」とマイナスの印象ばかり・・・。
熱海に生まれ、熱海に育った身として妙に悔しい思いを感じていました。
ー中略ー
熱海は長いスパンで見ると、今、観光都市としての様相が変わる「過度機」。
この過度機を如何に乗り切るか。どう舵を切るかによって、
今後の熱海の50年、100年が決まってくる重要な時期だと思っています。
過去に栄光を謳歌したこの街にはまだ多くの利権や
しがらみがあるかもしれませんが、そういったものにとらわれない、純粋に

「熱海のよさ」を熱海の価値を、新しい視点から発見し、創造し、
発信していく人たちが必要ではないでしょうか。
ー中略ー
昨年来、民主党橋本一実市議、わたなべ周衆議院議員と
政治について様々なお話をさせていただきました。また、民主党市民クラブ、
青年部の方々と行動を供にし、皆さんのその人柄、考え方、行動力に触れるにつれ、
この方々と一緒に熱海をもっとよくしていきたいと思うに至りました。
地方、中央が強いパイプでつながった、より強い
「実行力」のある政治を行っていきたい気持ちから、
民主党から出馬を決めました。鎌田武俊、28歳、
若さと行動力。そしてITとメディアとの連携が武器です。

思い起こせば、小生、熱海市議会に初挑戦したのは
鎌田氏より2歳年上の30歳の時だった。
昭和53年9月、市長選と抱き合わせの市議補欠選。何とも好対照である。
当時、市長選への権力者争いから弾き出されての出馬は個人的魅力も薄く落選、
その後、捲土重来、雌伏20年の歳月を要して初当選できたが、鎌田氏の場合は
個人的理念と経歴、党のビジョンに裏打ちされた選択視を持った新人として、
初心貫徹の精神を期待したい。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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