Today's Kenzo

Published on 12月 26th, 2009 | by ken@jyohou.com

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石森ファミリー、合展動画アニメ制作に参加!

今朝のチンタオは、昨日と打って変わって、
氷点下の冷え込みだった。午前11時を回ってホテルから一歩外に出たが、
熱海では体感した事のない、寒気に包まれ、我々日本人だけでなく、


チンタオ出身の通訳藩氏でさえも、寒さにコートの襟に首をすくるほどだった。



もう、日本時間では午前0時30分を過ぎている。
サーバーの故障により、ブログアップが不可能な状態となり、
完全修復するのを待ってPCを開き、届いたメールには、

サーバー本体の傷害の可能性だった、と書かれており、
—————-
ご依頼いただきました上記サーバのリブート作業が
完了しましたのでご報告申し上げます。再起動後、
弊社にてログインプロンプトの表示とネットワークの接続性を
確認しておりますので、現在は正常に動作しているものと思われますが、
障害原因の切り分けのため、
ご利用中のハードディスクを除くハードウェア交換を無償にて行い、
様子を見ていただく事も可能でございます。と、あった。
ーーーーーーー
いつでもどこでも情報通信できるユキビタス社会の弱点に遭遇しつつ、
修復できたことを素直に喜こび、出国、東京駅八重洲口中央改札口近くの、
喫茶店で写した、石森氏や小林氏等の静止画のアップと、
石森ファミリーの映像作家、田中貴大氏の
簡単な作品プロフィールをご紹介したい。田中氏は現在脚本家として、

映画では、1リットルの涙、ゼロウーマンR警視庁0課の女、年々歳々を、
テレビドラマ、魔法先生ネギ間!        教育映画 ぼくの自転車日記
監督作品として、幕末渡世異聞・月太郎流れ雲 を発表している。

田中氏は、石森史朗氏の意を受け、
合展動画制作の中国アニメの企画の段階から参加して頂いており、
今回の訪中に先駆けて、自身の作品も含めて10数本ストーリー案をまとめている。

では、参考までに、山東省ウイハン市の特産物である野菜をテーマにした、
田中氏のアニメストーリ案の一部をご紹介したい。

////// 菜の谷物語(仮題)企画案 //////

田中貴大

◯設定

中国山東省の奥深く、菜の谷と呼ばれる場所があり、
そこでは野菜たちが暮らしている。

太陽が昇れば起き、沈めば眠り、灯りはランプも無く、電気も無く、
当然パソコンもテレビも電話も無い牧歌的な暮しをしている。

トロッコはあるが自動車や飛行機も無い。

人間は一人もいない。野菜たちも人間がいるとは思っていない。
それでも野菜の子供たちは元気に村や野山を駆け回っている。
そんな野菜の子供たちと、それを見守る谷の野菜たちの物語。

ムーミンのような世界と考えていただければと思います。

◯登場する野菜たち

誰が主役というものではなく、それぞれの野菜が主役になる話があります。

カボチャン

のっぽのカボチャの男の子。身体は大きいが気は優しい。その反面気弱で

回りに流されやすい。家族は父、母、妹。

トマトマ

好奇心旺盛なトマトの女の子。何でも好きになるが飽きるのも早い。

家族は父、母、兄。父親は娘を溺愛している。

キノコノキ

泣き虫なキノコの男の子。年上の仲間の後をいつもついて行く。

家族は父、母、姉。

ナスナス

メガネで頭脳派なナスの男の子。

家族は父、母の一人息子。父は変な発明ばかりしている。

タマネエ

タマネギのお姉さん。男勝りで気が強い。

家族は母。

サイサイ

お調子者の白菜の男の子。

家族は母、兄が二人。

ジン太

じっとしているのが嫌いな元気なニンジンの男の子。

家族は父、母、三人の姉。

ニンニクン

ニンニクの男の子。身体は小さいが負けず嫌い。家族は父、母。

ニラッチ

ニラの男の子。皮肉屋。家族は父、母、弟。

キャベジン

キャベツの男の子。無口で面倒くさがりですぐ転がる。

家族は父、母、数えきれないほど弟の芽キャベツがいる。

ショウガン

いたずら好きなショウガの男の子。いつも隠れていてイタズラをする。

瓜兄弟

南瓜、冬瓜の兄弟でトロッコの運転手。

二人共身体が大きく気は優しくて力持ち。

トロッコの発着所に従兄弟のニガウリと糸瓜がいる。

キュウリ夫人

おせっかいなおばさんのキュウリ。

モロコシじいさん

村の長老のトウモロコシ。

カラシのお巡りさん

村の警察官の唐辛子。普段は青いが怒ると赤くなる。

捕物の時は笛を吹くと仲間が大勢来る。

ネギ兄

風来坊のネギ。テントで転々としている。

セロリ消防隊

セロリの消防士。

カリフラワーおじさん

村の郵便配達。

ホウレン和尚

寺の住職のほうれん草。

◯ストーリー案1「モヤモヤをさがせ」

カボチャン、ナスナス、トマトマ、サイサイ、ジン太、キャベジンが
気持よく日向ぼっこをしている。

野菜は陽にあたらないと元気が出ない。でも
山の奥に太陽を浴びなくても生きられる野菜がいるらしいとナスナスが言う。みん
な信じない。でも旅をして色々な 物を見てきたネギ兄に聞くと、
山の奥にはモヤモヤという野菜が集まっている所があると聞いた事があると言う。
それはけして外に出ないし、出たら大変な事に なると言われているらしい。

ジン太が「探しに行こう」と言い出す。

「大変な事になるから止めよう」というカボチャンも結局みんなと行く事になる。
そこにキノコノキが来て一緒に行きたがるが、まだ小さいからダメ、と置いて行く。
山で一同はモヤモヤを探すが見つからない。疲れたと座った時、
キャベジンが滑って下へ転り落ちた。みんなは慌てて追いかける。
キャベジンが落ちたのは昼でも陽のあたらない窪地。
そこには一面のモヤシがニョロニョロと集まっていた。

モヤモヤはモヤシの事だった。

一同はここを自分達の秘密の場所にしようと決める。

「一本持って帰ろう」と言うジン太にカボチャンは
「大変な事になるから止めよう」と止める。大変な事がどういう事か
調べてからにしようとナスナスが言う。それからにしようと一同は帰る。だが、
こっそりついて来たキノコノキが
小さいモヤモヤをポケットに入れて持って帰ってしまう。

こっそり家でモヤモヤを見ているキノコノキ。い
つもは小さいからってバカにされているけど、自
分より小さいモヤモヤを世話するのが楽しくて仕方が無い。

朝になり、一緒に日向ぼっこしようとモヤモヤを太陽に当てると、
モヤモヤはそのまま巨大化し、菜の谷は大騒ぎになる。

集まるカボチャンたち、ナスナスの調べによると
モヤモヤは暗がりだとあの大きさで生きられるが、
太陽を浴びると巨大化して一日で死んでしまうらしい。

カラシのお巡りさん、セロリ消防隊がモヤモヤを倒そうとする。「止めて」と
キノコノキは飛び出した。モヤモヤもキノコノキを見ると大人しくなった。
元々暴れるつもりは無いのだ。山へ帰ろうと言うとモヤモヤは素直に従った。

山へ戻る途中、陽が暮れると巨大化したモヤモヤは眠り、光に包まれ消えた。
残った豆の破片を手に「ごめんね。僕のせいで」とキノコノキは涙を流した。

みんなでモヤモヤの場所に行き、キノコノキはその破片を埋める。
ここはずっとこのままにしておこうとみんなはモヤモヤを眺めるのだった。

ほんの一部のストーリー案だが、合展動画が翻訳した後、
どの作品を取り上げるのか、他の作品とあわせ来年2月までには、
ストーリーを膨らませる作業を終え、石森史朗氏、田中貴大氏等が訪中して、
ウイハンにて決定稿を監修する予定となっている。


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