今朝7時30分に高橋弘会長から電話が入った。
貞方邦介氏に熱海市内の売りホテルを打診してはどうか。という内容だった。
昨日の今日である。間髪置かずに心を掴む即効性は見事というしかない。
照会されたホテルは一昨年倒産した、大阪を中心として全国展開したホテルチェーンが、
別法人で運営していた物件であり、売却話が業者間でキャッチボールされてはいたが、
現在も営業中のホテルだった。このホテル、エステを主体に業績を上げてきた、
熱海リラックスリゾートホテル（貞方社長）とは営業形態が相似しており、。
話を貞方氏につなぎ、即、物件を見るように進言する。高橋会長の心遣いに感謝しつつ、
午後一番で売りホテルを見学したとの報告を受けたが、内装その他、気の流れに至るまで、
悪い印象はなく、ただ、売値の値引幅が焦点となる、との、回答を受ける。
・・・・・高橋会長からのメールで届いた簡単な物件説明は、
土地（９４８坪）、建物（１９１３坪）、客室（３８室）、売値（４億円）とあった。
また、高橋会長は現在売却済の、神戸駅前の旧Mビル、湯河原厚生年金関係寮の他、
再生に意欲を燃やしており、７４歳とは思えない精力的な動きを見せている。
・・・・・・ ある雑誌のインタビューを受け、
経常利益が１５％くらい出ない商売はやらない。と、明言し、
さらに、万葉倶楽部提携の箱根湯本温泉「天成園」についても、
箱根初の２３時間営業で、本格的な日帰りにも入浴対応する、と述べ、
新時代にふさわしい施設を新築し、宿泊、日帰り利用、飲食、イベント鑑賞（ショー）
ウエルネスを自由に組み合わせる事が出来るシステムとする。
リーズナブルな料金体系で、由緒と野趣、そして、箱根ならではの
良質な温泉を十分に満喫できる施設とし、日帰り利用に付いては、
箱根湯本地区では初めての２３時間営業となることから、
箱根のレジャーの自由度・利便性が格段に向上することが期待できる。と、白い歯を見せた。
