熱海”ヨーロピァン化”計画実現に向けての第一歩。

今朝は(午前10時30分~)、熱海親水公園第3工区及び、
「渚小公園」ペデストリアンデッキの完成式典に出席する。

「熱海港コースタルリゾート計画」だが、

サンビーチ南側から「マリンスパあたみ」にかけての、
海岸線の護岸と景観整備を目的として、

国・県・市が推進してきた海岸環境整備事業で、

渚地区の海岸整備は、突堤・堤防の改良にあわせ、
熱海サンビーチから連続して海岸を回遊する遊歩道及び、
テラスを堤防天端とその前面に整備し、

景観は、「地中海風のリゾート」を意識したデザインとなっている。

そのうち、今回完成した第3工区(初川~和田川)は、
南イタリア・ナポリ海岸をイメージした施設面積7,270㎡で、
事業費は2,000,000、千円。

これまでに完成している、第1工区は、
「南欧コートダジュール」をイメージ、5,780㎡の敷地に、
事業費2,640,000千円。(うち市事業費5,4億円)

第2工区は、北イタリアサンレモ・リビエラ海岸をイメージし、
施設面積6,358㎡に事業費は2,010.000千円。をかけて整備してきた。

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第3工区の完成により、国道135号線と親水公園が
ペデストリアンデッキで結ばれ、

観光客や宿泊客だけでなく、
市民にも憩いの場としても期待されている。

また、既存の「小公園」を再整備した、渚小公園の事業費は496,000千円で、
まちづくり交付金事業の一環として、

”親水公園と一体的に見える、都会の森を持つ公園”をイメージし、

起雲閣と親水公園との導線を確立し、
高齢者や身障者に配慮したバリアフリー化された。

その他、ペデストリアンデッキにはエレベーターが、
防犯対策として、外周辺の視線の確保に配慮されており、
イベント時でも遊び場が確保されている。

66億5千万円(うち市事業費約12億円)の、巨費を投じて完成した
「熱海市海岸環境整備事業」だが、体裁だけ整えたものの、

観光客に対するPR戦略を疎かにしては、
たんなる”ハコ物”のお荷物として、

市民の税負担だけが重く圧し掛かることにもなり、

”世界の保養地を目指す”とする、斉藤市政に課せられた責任は重く、

小生が3月定例会で質問した、

「外国人観光客誘致計画を含めた旅行代理店への対策」に対して、当局は、

まず、外国人観光客誘致計画につきましては、
熱海市観光基本計画に基づき、

2017年までに宿泊客数10万人を目指して、
東アジアを中心ターゲットとした施策を進めているところでございます。

旅行代理店への働きかけにつきましては、
議員ご指摘のとおり、たいへん重要であると認識いたしております。

そこで、大連・釜山での国際観光博覧などの機会を捉えて、
中国語・:韓国語・英語でのPR用CDを使って、
現地エージェントに対し、
熱海温泉の宣伝活動を行っているところでございます。

と、 回答しているが、
今のところ具体的な動きは見えてこない。

さて、夕べ「ホテル貫一」で開催された、

「熱海市町内会長連合会中部部会懇親会」だが、

来賓に立った各議員から、

新庁舎問題や梅園有料化の是非等について、問題提起されたが、
小生は、当日出演した「テレビ埼玉」の番組のPRや、
観光福祉委員として、熱海のPRマンとしての抱負を話す。

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基幹産業を代表する議員から、

梅園の有料化について、隣町の例を引き合いに、
有料化による寒梅客激減を憂慮する意見が飛び出したが、

熱海梅園は歴史も形態も違い、篤志家の寄贈や、
”紅葉”を売りにした通年開所等、今後のプランを考えた場合、

”一般客”の有料化はしても、”宿泊客”に対する無料化”など、

有料化も、知恵の出し方一つで、
観光地熱海のマイナスにはならないと確信している。

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