「保育園」立替目的だけでない”予算案否決”の理由

休み明け、
午後10時過ぎに、
「熱海市役所」に入ると、
5階会議室では、
建設公営委員会(常任委員会)が開かれていた。
傍聴する目的はなく、
控え室(熱海市政調査会)で待つ、
小生の
後援会会長で、
4月から、
温泉通り町内会長就任が決定している、
平石啓三郎氏(関東警備保障)と、
先日、
「観光福祉委員会」にて、
可否同数となった、
一般会計補正予算に対して、
委員長採決として、
否決したことに対する、
地元ローカル新聞の
見出しと本文に対する補足説明と、
小生が否決した、
重要な”別”の案件について、
新田財政課長と、
高田社会福祉事務所長を交えての、
意見交換をした。
確かに、
改めてローカル紙を開いてみると、
「中央保育園」の建て替えに関する
”斉藤市政”の迷走と、
一般会計予算否決がゴッチャになって掲載されており、
小生が、
「中央保育園」園地測量業務委託料、
”300万円”の
予算計上に反対して否決したかのごとく、
取り扱いとなっており、
「中央保育園」が町内管轄にある、
平石氏としても、
本会議傍聴では、
華の舞への助成金カットや
観光戦略室”委嘱委員”への報酬等を含め、
一般会計予算への”反対”姿勢は知るつつも、
観光福祉委員会での、
委員長採決に対する、
小生の真意を確かめに来たのである。
担当職員の前で、
何年も前から
耐震構造の危険性を訴え、
用地獲得しながら、
新市長誕生から、
”観光施設”建設案が急浮上し、
子供たちの命より、
”政争の具”と化した保育園建て替え問題だが、
仮に「最終本会議」で、
賛成多数で、
一般会計予算が成立したとして、
「中央保育園」建て替え着工は、
公設か民営か。という、
資金的問題も含め、
次期”市長選”まで完成できるという保証は全くない。
また、
民間保育施設のうち、
昭和44年に建築され
現在静岡県の市道監査により
耐震補強の指導を受けている、
「F]民間保育舎では、
現在69名の園児が入舎している上に、
これまで「熱海市」から
単独補助金として支給されていた補助金がカットされ、
早期建て替えに対して、
資金的な問題も含めて、
廃業と財産没収の危機に直面しており、
当局の担当者は、
こうした民間施設が抱える問題を
避けるようにして、
「中央保育園」への予算計上で、
議会を揉ませながら、
巨額な借金で賄う、
職員の退職金獲得に知恵を絞り、
振興公社解体に抵抗し、
天下り先を温存するしつつ、
熱海市を
財政再建団体へ送り込むつもりなのだろうか。
行財政改革に、
大鉈を期待された、
「斉藤」市長だが、
              (熱海市議会3月定例会の模様)
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これまで小生が、
市政運営を見る限り、
行政コンビニの頓挫問題、
観光戦略室”委嘱委員”撤回問題、
中央保育園建て替え問題、
新市庁舎建設問題等など、
本末転倒的であり、
軸が大きくブレている感が拭えず、
最終本会議では、
上記の理由だけでなく、
熱海市一般会計予算案への
”反対討論”をすべく、
議会事務局に通告する。
通告書”前置き”は明日以降に。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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