熱海駅前”クリスマスツリー”点灯式

今日の日曜日、
熱海では、
この秋最後となる、
「熱海海上花火大会」が開催される。
といっても、
今年はこの後、
12月3、9、23日の3日間、
”忘年花火大会”が予定されいる。
近年、
観光業界の、
”花火”による
即効性のある
”集客イベント”への依存度は、
益々高くなっている。
ただ、
今年だけでも、
春、夏、秋、冬と、
年間15回打ち上げられる、
海上花火大会だが、
JR熱海駅から、
会場までのルートや、
打ち上げ開始時間等が、
宿泊施設を主体に構成されており、
商店や飲食店等、
市内経済への波及効果は薄く、
財政危機を前に、
基幹産業による、
”固定資産税”の巨額滞納とあわせて、
熱海市に対して、
観光関連団体への
補助金の見直しを迫る
市民や議会関係者の間から、
”花火大会”以外の、
イベントによる”まちおこし”を
渇望する声も、
大きな広がりを見せている。
さて、
熱海駅前広場には、
地上15メートルという高さの、
”クリスマスツリー”が飾られ
観光客や、
地元商店会から、
”何が始まるのだろうか”と、
期待と
戸惑いが交錯する視線が注がれていた。
実はこのツリー、
「熱海元気ですよ」実行委員会主導の下、
「アタナリア」と命名された、
クリスマスイルミネーションだったのである。
   (小生の友人”MANE”と昼の”アタナリア”前で写す)
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「熱海元気ですよ」といえば、
今年の正月3が日に、
「熱海芸妓組合連合会」の主催で開催された、
新春持ちつき大会を皮切りに、
4月には「べにほっぺ」プレゼント、
5月「阿波踊り」誘致、
8月には、
「アタミックス’08」を開催し、
3日間で、
約3万人の若者を集客するなど、
これまでの、
熱海では見られない、
”発想”と企画を実践して、
”イベントによるまちおこし”への、
可能性について、
見事なまでに”答え”を出したばかりだった。
ただ、
財政危機を叫びながらも、
掛け声だけで、
旧態然とした柵にとらわれる、
熱海市政や
観光業界の一部では、
市内の識者や
業者で構成される、
”実行委員会”に対しては、
「無関心」、”無反応”を決め込んでおり、
市民一丸となっての、
”まちおこし”には
未だ理解と時間がかかりそうだが、
一つ一つ丁寧に、
時間をかけて、
結果を出していくことで、
将来的には、
”アタミックス”(元気ですよ熱海実行委員会)が
「Yosakoiそ~らん」的、
滞在型集客イベントととして、
全国に発信したいもの。
さて、
その魁として、
「アタナリア」点灯式が、
午後4時から、
熱海駅前広場にて、
小生と「せんだみつお」さんの司会で幕開けとなった。
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もちろん、
来賓の挨拶は、
業界を代表して、
「内田進」熱海ホテル・旅館連合組合長と、
「薮内八重子」熱海芸妓置屋連合組合長がマイクを握った。
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イベント開催時の
特設ステージ前には、
来遊者や地元市民が
木枯らしに身を縮めながらも、
芸妓衆からプレゼントされた、
ミニ温泉饅頭を抱えて
お付き合い頂いたのである。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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