熱海市技能功労者表彰式へ

今朝は10時から、
「起雲閣」音楽サロンにて、
熱海市技能功労者表彰式があり、
小生も議会から、
来賓の一人として出席した。
平成19年度の技能功労者は、
・長谷部勲さん(とび職)伊豆山=長谷部建設
・渡邉孝治さん(造園工)上多賀=出野造園
・山田武彦さん(造園工)桜町=山田造園
・松本延代さん(調理士)中央町=延
・羽田勇雄さん(調理士)中央町=かさご
・夢川和弘さん(調理士)東海岸町=割烹でん助
・小田嘉弘さん(製菓技術職)下多賀=丸伊物産の
計7人が受賞した。
この制度は、
熱海市内に居住している者を対照に、
技能者として、
同一職業に”30年以上”従事する者で、
年齢制限もあり、
満60歳以上というシバリがある。
表彰を受ける該当者には、
技能功労者選考委員会での、
審査を受け、
毎年9月末日までに、
表彰推薦書により、
「市長」に
推薦しなければならない。
それを踏まえて、
毎年11月に、
被表彰者に対して
表彰と記念品を送呈して、
功労を称えるというもの。
大工 とび職 左官 石工 レンガ職人 畳職
建具家具職 表具経師 板金工 溶接工 塗装工
造園工 屋根職 配管工 さく井工 電気工事士
鍛冶職 鉄工 製材工 整備士 自動車組立修理士
時計修理士 調理士 製菓技術職 
豆腐製造職 納豆製造職 製麺職
印章彫刻士 印刷工 鋸目立職
洋服仕立て職 和裁師 染物洗張職
折箱製造職 桶樽製造職 
宝飾加工職 クリーニング職 鍼灸マッサージ職
理容師 美容師 写真師 
芸妓 食肉技術職 紙器製造職
漁業技術職 綿寝具加工職 ガラス施工職
履物製造職 室内装飾技術職
上記の技能職の他
市長が適当と認めた職種の
計50職種のうちから、
今年度は、
”37種”の中から
推薦を受けて受賞したもの。
昭和57年の要綱告示されて以来、
折角磨いた技能が
時代に流されて、
消えてしまった職種もあれば、
現在益々、
若者からの人気の高い技能まで、
こうして”羅列”してみると、
観光立市「熱海」ならではの
特殊技能も
透けて見えてくる。
今年で25回目の授賞式だが、
第一回から昨年まで、
「756名」の方々が受賞しており、
最も多いのは「調理士」の188名、
次いで、大工「59名」、
家具建具職、製菓技術職の「43名」、
造園職「42」、クリーニング職「37」、配管工「36」
芸妓「30」、左官、石工などが続く。
逆に全く受賞していない職種として、
「納豆製造職」、製麺職、
”鋸目立職”、
”桶樽製造職”
”宝飾加工職”
”写真師”と
意外なところでは、
”室内装飾技術職”があった。
何れにしろ、
田島県議の祝辞じゃないが、
基幹産業の衰退が顕著な
熱海において、
30年間も”頑張ってきた”という、
功労者の努力と忍耐に対して、
小生も心から、
拍手を送らせて頂いた。
s-CIMG7758.jpg
s-CIMG7766.jpg
受賞者の中に、
松本延代さんの顔もあった。
s-CIMG7761.jpg
松本さんといえば、
中央町「和田ビル」一階にて、
小料理屋「延」の女将として、
”断酒”前の小生が、
ベロンベロンになれば必ず顔を出す店だったが、
断酒中は、
流石に回数が減り、
釧路石炭の、
「伊木茂樹」社長が
毎年2回来熱する時ぐらいだが、
カウンターに座るなり、
何時も変わらぬ、
”張りのある声”で、
少しも良くならない、
熱海の景気と
市議会の不甲斐なさを、
一対として”激”を
飛ばしつつ、歓迎してくれる。
これまで熱海を支えてきた、
技能功労者が
責任を持って後継者育成が出来るような、
”まちづくり”が急務なのだが、
熱海市政の
再生プロジェクトは、
”手詰まり”状態から
一歩も脱却できていないのが現状である。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

0 Comments
scroll to top