リゾートマンションの恩恵

真夏日となった熱海に、
今夜も、
打ち上げ花火が轟く。
さてその花火も、
小生の自宅ビルからは
目の前の”高層マンション”が壁となって、
         (左手”林”隣接小さな5階建が自宅ビル)
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仕掛け花火や
空中ナイヤガラ等、
一切観ることは出来ない。
こう”書き出すと、
高層マンションが視界を遮り、
劣悪な生活環境を強いられていると、
誤解されそうなので、
結論から言うと、
花火云々は、
その”リゾートマンション”に恩恵を
受けている。との、
イントロに過ぎないのである。
小生は、
熱海の廃業ホテルの、
廃墟化を防ぐ観点から、
マンション建設に
反対しない立場を前提に
議員活動を続けてきた。
近年熱海は、
団体旅行客をターゲットに、
莫大な設備投資を図り、
宴会型ソフトで取り込んできたが、
バブル崩壊後、
顧客趣の
多様化時代が始まり、
その対応に遅れ
”債務超過”の宿泊施設に対する、
金融機関の非情なまでの
貸し剥がしが表面化し、
熱海の凋落に拍車が掛かった。と、
業界の事情に詳しい
地元銀行OBの話だが、
        
目の前の高層マンションも、
約8年程前までは、
廃業を余儀なくされた
老舗ホテルだったが、
整理されずに長年放置され、
廃墟と化していた。
平成11年だったか、
熱海市による、
”マンション建設凍結解除”を機に、
投資家の手で、
目の前に”廃墟ホテル”は、
瞬く間に、
”高層リゾートマンション”に変貌を遂げた。
ご多分にもれず、
地元住民との間で、
景観や電波障害を含めた、
”協定”をめぐり
”スッタモンダ”があったようだが、
商業地域ということや、
分譲戸数が多く、
近隣住民にとっては、
先行きの”ソロバン勘定”がピッタシだったようで、
割合スンナリと着工された。
完成して見れば、
マンション建設が功を奏し、
防災面だけでなく、
通りの質感までも向上させ、
小生の生活基盤である、
”飲食業”にまで
新しい息を吹き込んだのである。
昭和57年、
人の集る所にビジネスチャンスを求め、
旧静観荘前に、
”古びた”商業ビルを取得してから、
四半世紀が過ぎたものの、
お陰さまで、
建物の劣化に反比例して、
以前にも増して、
売上げの向上が見込めている。
売上げの向上には、
新規顧客開拓が不可欠である。
従来、
ホテル・旅館の宿泊客は、
芸妓やコンパニオン行きつけの、
飲食店で2次会3次会という、
互助的回遊の元、
財布の紐を緩めてきた。
小生のラーメンハウス(や~や~屋)も、
そうした”互助”による誘客の他、
一般客や、
新築マンション住民の開拓も、
視野に入れている。
最近は、
そのマンション族も急増し、
単なる顧客から、
”友人”付き合いに発展するケースも
多くなってきた。
夕べ目の前のマンション、
「ソフィア熱海」に入った、
松本スクリーン
ご夫妻もその”ひとり”である。
足立区で
特殊印刷工場を経営し、
上は25歳の女性から、
下は6歳の男子まで、
3男3女の
子宝に恵まれたご夫妻で、
お二人とも未だ”40代”と若く、
”再チャレンジ”(何に?)
出来る年代である。
将来的には、
定住して頂ける様に、
精神的に尽しているつもりだが、
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昨夜も、
足立区の名菓、
島田屋製菓の、
長崎「バウムクーヘン」を、
5ロールも手土産に持参し、
甘党となった小生を喜ばせた。
これでは、
逆に気遣いをさせ、
ドクター水素水や、
醗酵黒ニンニクをプレゼントしても、
精神的に、
追っつかないのだが、
ただ、嬉しいことに、
6歳のボ~ヤが
重度のアトピーで悩んでいたところ、
ここ数ヶ月で、
顔面から症状が消えており、
ー熱海の水が合っているみたいーと微笑む、
奥さんの笑顔に癒されつつ、
バームクーヘンを
スタッフ分配したが、
今夜は花火のあと、
ご主人を、
”夜の繁華街”にお連れして
人的交流、
人の輪が繋ぐ経済活性を求め、
大いに羽を伸ばしていただく予定である。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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