「和可奈」寿司へ

小生の個人事務所が中央町にある。
中央町といっても、
熱海市役所とは道路を隔てて、
信号機のソバで、
海岸よりの”県道”に面している。
確か平成2年頃の、
バブルの最中だったと記憶しているが、
敷地は7坪ほどの3階建てだが、
当時は坪”500万円”と割高だった。
融資して頂いたのは、
「伊豆信用金庫」熱海支店だった。
この事務所、
小生には”ツキ”場所で、
何度も人生に降りかかってきた、
火の粉にも、
焼き消されることなく、
居心地よさを保ってきた。
しかし概観は、
”16年”の風雪に堪えながらも、
確実に老朽化が進み、
ペンキははげ、
大理石もどきの外壁は欠け、
室内の壁も、
来客に対応した数だけ、
吐く息やタバコの紫煙に犯され、
濃い黄ばみが目立ってきた。
まっ、早い話、
”メンテナンス”をして、
”ツキ”の継続を図ろうというもの。
この事務所の”あるじ”はオウムの”る~”。
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工事は昨日から仕上げまで、
3日間かかるということで、
”る~”を、
咲見町ムラヤマビル4階の、
仮住まいへと”ご案内”したところで、
高橋幸雄氏(同僚議員)から、
今夜の通夜についての、
打ち合わせの電話が入った。
訃報の先は、
米山秀夫氏(同僚議員)の養父で、
熱海市官設事業の重鎮として、
長年、
尽力してきた方だった。
また「米山氏」は
小生の愚妻”実父弟”の次男として、
意外と濃い親戚筋にあたる。
通夜へは、
梅原一美氏(副議長)の車で、
高橋氏と3人で同行することで、
熱海市役所玄関で待ち合わせた。
通夜には、
大勢の弔問客に混じり
前市長や前収入役などの顔も並び、
米山氏の
存在の大きさを見せ付けた。
この夜は3人で飲りながら、
9月議会へ向けた、
打ち合わせをしようということだったが、
肝心の”副議長”(梅原氏)は、
多賀で急用が出来たとかで、
小生と高橋氏は、
「和可奈寿司」で、
一杯”飲る”ことに。
ここのご主人(石川満氏)とは、
昭和51年からのお付き合いで、
小生が発行していた、
”たうんタウン熱海”(広告宣伝紙)の、
第一回目(昭和53年12月号)に、
登場願っており、
その後も、
あるホテルの親睦会を通じて、
多くの話題を残している。
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高橋氏は、消防を通じて
ここの長男と面識があるようで、
”イカ”の切り身、
”イワシ”、”サンマ”のシメたのを、l
つまみにして、
何故か、
生活習慣病の話題に。
背広をお互い座敷に置き、
ご主人も加わり、
やれ”血圧”だ、尿酸値がど~の、
”中性脂肪”があ~だなど、
知ってる限りの知識を披露する。
尿酸値が高めの小生が注文した、
”青みの魚”には
プリン体が多く含まれていたとは、
今の今まで無知で、
サバみりんなど、
好みの”サカナ”全てに
通風への危険性が孕んでいることを、
知らされたのである。
話すそばから、
ビールが注がれお替りし、
プリンタ体豊富な”ツマミ”に箸が動き、
尿酸値の話題はどこかへ。
ー副市長残りの一人が「Y]議員の名前がーと、
熱海市の市長交代に伴う、
副市長二人制については、
前財政部長の名前や、
県からの出向吏員の名前が浮上していたが、
通夜に出かける前に、
某神社の宮司さんからの情報では、
「Y]議員の名前が告げられていた。
浮上した名前の真偽を推測しつつ、
高橋氏は次の店へと河岸を移した。
この時期、
飛び交う噂に一喜一憂できないのだが、
ありえない名前でもない。
こうした綱引きによって、
市民サービスに
支障が起きるとはおもえないが、
注意深く見守ろうと思い、
「和可奈寿司」を
サヨナラして、
友人の待つ
”Ya~Ya~屋”へと向かったのである。
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「和可奈寿司」
場所 熱海市渚町15-6
電話 0557(81)4272

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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