熱海市議会3月定例会閉幕

平成18年度熱海市一般会計予算を始め、
39議案と監査委員の選任及び、
教育委員任命の2同意案件をめぐる採決が、
行われ、
全ての議案や同意案件が、
全会一致又は、賛成多数で
可決され、
熱海市議会3月定例会は閉幕となった。
小生は、
議案第2号「熱海市一般会計予算」と、
議案第11号から13号までの、
水道事業会計予算、
下水道事業会計予算、
温泉事業会計予算の4案件について、
反対にまわった。
反対する理由については、
同じく通告して反対討論にたった、
市民クラブ「山田治雄」議員や橋本一実議員と、
同視点で、
市民の尊い貴重な税金の使途が、
財政危機で見直すと言いながらも、
無駄な垂れ流しが、
この期に及んでも、
全く意に介していないと思われる、
予算配分にあるからだ。
例えば、「澤田政廣記念館」のように、
これまでに、
年間約800万円、
合計”1億1千万円以上”もの”
土地賃借料”を払い続ける不可解な、
契約内容について質してきた。
本来であれば、値引きか、買収、
或いは、他の公共施設に移築することで、
市職員、振興公社職員4人の、
給与費をあわせ、
年間約3000万以上もの税金を浮かせる、
努力を何故しないのか。
”ハコもの”
公共事業に対する慢性的な赤字解消こそ、
財政再建への第一歩ではないのか。
つまり、配慮に欠ける市政運営が、
135億円もの、
熱海市の基金を
食いつぶしたにもかかわらず、
熱海市の経済事情を悪化させたとの、
反体制派議会関係者の
一致した見方でもある。
9月4選出馬が取りざたされる、
川口市政に対し、
小生は、登壇日に、
「市長は熱海を潰すのか」と、指弾したものの、
与党議員の後押しで、
3月議会も”当局”原案の通り、
議案は可決したのである。
財源枯渇、
加速する少子高齢化、
宿泊施設の歯止めの利かない旧・廃業、
滞納増加などに、
危機感を持って直視しない、
一部公共事業関係者や、
取り巻き議員等、
川口市政の
”イエスマン”に対する、
市民の突き上げは益々強まってきた。
さて、小生が所属する、
「熱海会」では、
来る4月28日、29日の両日開催予定の、
「ディスク・ドック競技会」
会場予定地である、
熱海市観光港埋め立て施設へ、
当局担当者と
状況視察に出向いた。
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熱海市活性化への一つの望みをかけた、
ニッポン放送プロジェクトが共催する、
内容については、
後日詳細に報告したい。

村山憲三 ▪︎熱海市議会議員(5期)  

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