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Published on 4月 16th, 2005 | by ken@jyohou.com

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景観シンポジュウム

16日、午後1時30分より、
「観光都市熱海の景観を考える」
シンポジュウムが、ホテルニューアカオで開催された。
パネラーに、「岩見隆夫」(政治評論家)、
「船井幸雄」(船井総研名誉会長)
「篠原修」(東大大学院工学博士)
「赤尾信幸」(ホテルニューアカオ代表取締役)
「川口市雄」(熱海市長)の各氏
が参加した。
焦点は、マンション業者「ゼファー」
http://www.zephyr.co.jp/
の高層マンション建設反対へ市民規模での運動への布石にするためか、
市民や多くのマスコミ関係者にアピールする狙いが見え隠れする。
(会場は500人と盛況だが市当局や関連する委託業者が相当数動員されていた)
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当初予定だった、観光施設建設から唐突な
高層マンション計画に、
川口市長は、「裏切られた」と、激興。
相手は、名うての事業家。
覚え書きでも交わしていたのなら別だが、
株主優先の論理から言えば、
そんな約束、
あってないに等しいはず。
都合が悪くなれば、タイ交わし、ダミーを表面に立て、
対抗するなど、
百戦錬磨の事業家なら、お茶の子さいさい。
昨年10月14日、市庁舎において
「背後地の眺望権」を盾に、業者側と激しいやりとりがあったようだ
ゼファー側との
協議を途中で蹴った川口市長。
(この時の、内容がゼファー側に録音され、
沼津地裁に提出されている)
即、工事用水休止という手段で対抗も、
沼津地裁が業者側の抗告を認め、
熱海市は敗訴。
川口市長としては攻撃相手は、あくまでも「加ト吉」。
加藤会長が個人株主として、法人として影響力が強い、
「ゼファー」は加ト吉の小会社という認識が強い。
観音寺市の市長4期もつとめた、立志伝中の人物。
そのプライドを攻め続け、加ト吉側から
再協議、再計画案を引き出したいという、
戦略も見え隠れしている。
だが、待てよ。である。
小生から見れば、
「東海岸町休廃業ホテルの不良債権処理問題と、熱海市再生案
が一対なる大テーマであるにもかかわらず、
斜陽熱海の、思うに任せぬ大型宿泊施設を含めた
固定資産税等の市民税が
収納率悪化や巨額な滞納として計上され、
火の車の台所事情の潤滑油としての、
マンション凍結解除だったはず」
また、市内の基幹産業が次々と閉鎖に追い込まれ
固定資産税の重石が宿泊施設
を縛り、気息奄々の状態では、
市内の企業家に、東海岸町再開発の体力はなく、
熱海市が手をつけない限り、
この一帯に投資をする市外の投資家は、債権回収機構から
任意で買い叩くか
競売で落札し、規制の枠をすり抜け
「売り逃げ」式マンション建設が今後も続く可能性は否定できない。
この危険な潤滑油に
火がついてしまったのが、
「ゼファー」問題である。
背後地にどのような“痛み”が伴うか
“気が付かなかった”としたら、
首長失格であろう。
解除後、熱海市は
「建設協力金」「下水道協力金」や、
「別荘等所有税」等の徴収でどのくらい潤ったのか。
確かに、ゼファーが落札した旧千代田トレーディング跡地約2,000坪。
そのうち、「旧臨海ホテル」跡地に、
約1,750㎡の敷地に、鉄筋コンクリート地上19階、地下1階
の高層マンションを計画、そのために背後地が完全に景観が閉ざされ、
”営業”が成り立たなくなる可能性は否定できない。
景観破壊が及ぼす影響については、
熱海市民なら誰でも理解している。
では、熱海市は何故
これら熱海市の一等地が競売に付され、
「マンション業者」が落札することが事前に分かっていながら、
観光地としての生命線である、
東海岸町休廃業ホテルを確保しようとせず、
他人任せの、模様眺めを決め込んだのか。
「10年後の熱海市を見据えて」と、
「熱海の眺望と景観を守る会」の皆さんは言うが、
そんなことより、今そこにある危機に、
どう、対抗していくかではないのか。
例え、ゼファーが譲歩したとして、
何階層カットすれば、眺望が開け背後地の関係者は
納得するのか。
いずれにしても、この地を買い上げる方法しか、
景観は守れないのではないのか。
その妥協点を見いだすことが最善策と思うのだが。
熱海市がゼファー側に「固定資産税」免除や
背後地利害関係者のために、
3フロアーくらい、補助金を出すなどして
なぜ、協議してこないで決裂したまま、
法廷闘争に持ち込むのか、
理解に苦しむ。
どんなやり取りから、もつれていったのか
10月14日の協議内容を入手しなければなるまい。
建設関係者は現行法で対抗できる手段は皆無だと、
肩をすくめる。
本訴となり業者が勝訴した場合、工事差し止め請求は
莫大な金額になるはず。
船井氏は「業者も熱海市も喧嘩しているようではおかしい」
と、言い切っていた。
小生なら、ここまで放置してきた責任は
「熱海市」にあるのだから、
市民当然の権利として、
訴訟する相手を「熱海市」とした方が、
解決は早かっと思うのだが。
それにしても、腹立たしいのは、
大多数の市民が反対し、懸念した
8億円もの単独事業である「熱海花の博覧会」。
強行したものの、
あげくのはてが、あろうことか、悪評紛々で
2億5千万円という巨額な赤字を計上
熱海市民の血税を無駄に垂れ流しても、
“しれっと”して、意に介さないご様子。
いつの間にか、風化現象。
北本総合プロデューサーは雲隠れしたままである。
当局の手厚い“口激”に守られているかのように。
もっとも、棚ぼた式の「たばこ税」が
4億円近くも市税として入ったから、
帳尻が合う、と、論点をすり替えたいようだが。
この「たばこ税」という手柄?は、
市長ではなく、ある議員さんである。
さて、話を戻そう。
平成15年、お台場にある、「大江戸温泉物語」施設内で、
観光施設を作ると、ゼファーの大株主「加藤義和」(加ト吉会長)
が、川口市長に言ったとか言わないとか。
「約束が違う」と、川口市長さんブチギレたが、
小生が聞いたのは、
確か、「一時的に温浴施設を造って様子を見る」であった。
実は、この加ト吉を絡め、
ある人物が重要なウエートを占めている。
船井幸雄氏が購入した西山の邸宅の元持ち主である。
その名は、日本画家「藤島博文」氏である。

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